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相棒アイテム

Date2022.05.09

イベントを作り上げるためには、様々な道具が使われる。
大きいものなら仮設ステージやトラス、イベント看板、小さいものなら文具ひとつ、欠かせない場面がやってくる。

その中でも、イベントのプロたちが思い入れを持って使う「相棒アイテム」は何か聞いてみた。
今回は”現場で使うもの”とテーマを決め、投稿者含め仙台のイベントプロデュース部7人の社員から聞き込み。

数々のイベントを作り上げるプロたちが使うものには、それぞれの理由があることがわかった。

定番アイテムこそ、こだわりを持って選ぶ。
まずはイベント現場に必須のこちら!

[左]防水+耐衝撃カメラ[右]養生テープ。

大和田が紹介するのはカメラ。[写真:左]
これまで3台ほど、雨に濡れたりふいに落下したりして、壊れてしまったんだとか。
そのため防水機能と耐衝撃性が高い、タフなカメラを選んだ。

これは佐藤の余談だが、入社2カ月の頃、SDカードを忘れてロケハンに出てしまい、眠れない夜を共に過ごした思い出のカメラ。(本体容量に救われセーフ)

そんな佐藤が選んだのは養生テープ。[写真:右]
一般的には緑のイメージだが、普段イベント現場でよく使うのは白。用途は多岐にわたり、梱包や仮止めはもちろん名札やサインにもなる。

出番が多いため肌身離さず持ち歩き、準備作業ではいかに素早く出せるかに力を注ぐ。偏愛するメーカーは、切れ味がいいTERAOKA製。

年々増えていくデジタルガジェット
使いこなすには、普段の備えから

[左]アプリ“KLANG”[右]Ankerモバイルバッテリー。

三浦が使うのは、音源サンプラーのアプリ。[写真:左]
録音した音を好きなタイミングで鳴らすことができ、2015年からコツコツ集めた音源ストックが並ぶ。

音響はプロに依頼することが多いが、小規模なイベント現場などでは自前で音を出すこともある。
よく見ると「レベルアップ」「パックマン素材」…!? どんな音が鳴るか想像が膨らむ。

「現場や出張には欠かせないツールの一つ。特に電源がとれない野外現場では、これがないと安心出来ない」
と語る高山は、10000mAhの大容量バッテリーを持ち歩く。[写真:右]

東北の冬の寒さはガジェットにも厳しく、想定外のスピードで充電がなくなってしまうことも。
イベントの9割は準備と言われるように、万が一に備えてバッテリーの準備は肝心だ。

とは言え使うアナログツール!
「ちょい足し」でもっと使いやすく。

[左]スケッチブック[右]バインダー。

高橋が持ち出したのは、トーチを繋ぐリレーのルート選定で使ったスケッチブック。[写真:左]
数あるリレールートに何度も一緒に赴いた思い出の品だ。

カメラにコロコロメジャーに、と両手がふさがってしまうため、首掛け紐をプラス。
イベントの1年延期、度重なるルート変更と、激務の記憶も強いが、無事開催できて社員一同、胸を撫でおろした。

八角の相棒は、入社1年目から使うバインダー。[写真:右]
革製やポケット付きなど上位互換商品も多い中、いかにも初期装備!という見た目。
だからこそ躊躇なく、付箋やクリップをつけ足し、様々な状況で役立つようカスタマイズできたと自慢げに語る。

最近はiPadからデータを持ち込めるため出番は減りつつあるが、現場や役割に応じて使い分ける。

ベテランが選ぶのは意外にもこれ!
やはり、身体が一番の資本なのだ。

檀崎愛用の日焼け止め。

我らがボス、檀崎の相棒アイテムは日焼け止め。

若い頃は、現場焼けの黒い肌がディレクターの勲章だった。
ところが、曇天に油断した檀崎が、1日屋外で働き帰宅したところ、真っ赤になった肌に奥様がビックリ!

「日焼け止めしないと肌がカサカサになるし、シミやそばかす、肌の老化、皮膚がんの原因になるから。曇りや雨でも気をつけて!」と日焼け止めを渡されたんだとか。
それ以来、日焼け止めは欠かさず塗っていて、今は白い肌を保っている。

共に歩んできた相棒と、これからも。

エクシード(仙台)のイベントプロデュース部ではこのような結果に。
様々な困難を共に乗り越えてきた「相棒」との絆を感じるストーリーが集まった。

今回はイベント現場で使うものに限定したが、
資料作成で使っているガジェット、息抜きに食べているガム…などまだまだ働く上でのこだわりが隠れていそう。

普段何気なく使っているその持ち物、実はあなたを支えている「相棒アイテム」かも?
みなさんのお仕事アイテムのこだわりもぜひ教えてくださいね!